だいぶご無沙汰のブログになってしまった。。
なんだか、ブログを書くことに何故か疑問に思ってしまい、
書かなくてはと負い目にどこか感じながらここまで放置
してしまった。
でも、
得意の深く考えずに行動する事も
たまには、いいのかと思い立って書くことにした。
だから、読んでくれる人に面白いように脚色したり(別に今までそんなつもりはないけど、、)
自分を良い風に見せる事辞め、これからは素直な日常を書こうと思う。
今日は、仕事だった。
大体週に3~4日はサロンに出勤している。
うちのサロンは人数が2~4人なのと人数が今だけ減ってしまったので、平日は今のところ
二人の時が多いい。
当然、サロンに勤めている以上日本と同じように作業をしないといけない。
美容の作業全般に電話応対、やることはたくさんある。
前回、すこし書いたが美容の作業に関しては今も四苦八苦しながらトライしている。
3ヶ月前から自分を比較してみると、会話のボキャブラリーや美容用語 あまり上達がしているのか
あまりわからない。
少し聞き取れるような気がするけど、未だわかっていない事が多い。
でも、明らかに変わったのは、電話に出る事くらいかもしれない。
今日の話に戻るが、
今日は良いも悪いも感じた日だった、
今日は、いつも自分が担当するお客さんが二人来てカットが出来た事!日本人の指名はあってもフランス人の心を掴むのはフランス語を上手に話せない自分では、かなり嬉しい事である。
そのお客さんに入る度に、少しずつ会話が長くなる・・でも長持ちはしないけど。
ちょっとずつ意思疎通できる事が本当に 嬉しく 思います。
もう一つは悪いことだが、悪い事というか失敗。
一つは、電話の予約で自分が取ったのものが、間違ったこと。本当は子供2人とお母さんの
三人だったのに、良く聞き取れなくて、子供しか予約を入れてなくなかった・・。
案の定、お客さんからは、「私は???」という感じ。。
デゾレ デゾレ、、すみません・・。
お母さんは来週に予約を取り直して、無事に事は済んだ
電話対応は、ほんとに難しい。予約をとるのにも、その人とサロンの予約状況も考えなくてはいけない。当たり前で日本では難なくこなす事はできるけど、むずかしい。
大体の良く来るお客さんは、あの男の子だなと理解してくれてゆっくり話してくれたり、
分かりやすい単語を並べてくれる。
でも、はじめての人や何か髪の毛について話したい人など、施術の相談は
うまく聞き取れない。。。
人によっては、「ふぅーー」とうまく通じない事にため息もつかれる事もある。明らかに苛立っている感じの時もある。
その度に、最初はしょうがないだろと思っていたけど、こうフランスに7ヶ月もいて理解できない
自分にへこむときもある。
自分の得意でもあるあまり深く考えないでとりあえず行動する
という、自分の良くも悪くもある自分の特徴があだに出る事もいろいろある。
今日は更になんだかアクシデントが続き
仕事が終わって、いつものスーパーに行くと
黒人のガードマンに止められ、そのバックの中の物は会計したのかと止められ
怪しまれる。。週に3~4日は行くし、顔もわかってると思うのに。
「どんだけ俺はここで買い物してるんだと思ってるんだ」と、言いたくなる!
更にいつもの帰り道、浮浪者なのか家が無い人なのか、いつもの路上の寝床から お金をせがまれる。。
今日の朝も声かけられたのに(居るときはいつも言ってくる。)、軽くあしらって、
さすがに今日は「どんだけ言ってくるんだ」
とうんざりしてしまった。
フランスはとても貧富の差が激しい。最近どこの国も多いと思うけど、
皆が思うパリは、決して華やかなものだけ ではない。
うちの近くの通りで、浮浪者が路上に布団を並べて、寒さをしのいでいる人が少なくとも5~6人はいる。東京でもよくみるけど、見た目から若くて日本の浮浪者の年老いた人とは違う人が殆ど。
全て路上で生活している人が悪いというわけでも無いと自分は思う。本当に職がなく、条件にそぐわない事で失業する人もいると思う。
でも、それほど分かりやすく貧富のないように思えた国で育った自分としては、とても悲しく思ってしまう。
最初は、珍しさ半分気にしていたけど、最近は軽くあしらう程に慣れてしまうほどだ。
人間慣れると何でも、やっていけるんだなと思う。
でも
そんな通りだけど、先日その横の通りで、映画の撮影が行われていたし、一見
「paris」って思わせる魅力的な町並みなのだと思う。
なんだか全てを含めて
良くも悪くも すべてさらけだす 良くも悪くも 隣りあわせな
ありのままの パリ に 今日もたそがれる一日でした。